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第4回 『競合』



平成22年3月5日 掲載

 経路検索のソフトは皆さんご存じのように、いろいろな競合がある。私はビジネスは競合があったほうがお互いに切磋琢磨でいいだろうということで、基本的に競合ありが大好きです。もう一つは、リスクが非常にあって頑張らなくては支えられないような領域は、初め大企業は直接は出てきませんが、ある程度見えてくると当然、組織の総力を挙げて出てくる。それはそういう前提で、我々は我々でまたいろいろなことをやっていけばいいというのが基本的な割り切りです。
 その後、パソコン世界版ということです。これはいま世界の航空機の検索も全部できるようになっていますが、大きなビジネスのスキームがあって、世界の経路検索をしようとしたときに、さすがにデータメンテナンスなどいろいろなことがあって、某社のASPサービスを利用してやっているのですが、彼らは基本的に切符を売って幾らという世界なのです。そうすると、情報を見せるだけは勘弁してほしい、切符を売ってほしいと、我々もそれにこたえなくてはならないので、切符を売る部隊をつくっていこうと始めている世界です。
 ただ、昨今M&Aとかいろいろな会社の動き方がありますが、こういう携帯電話で新しいビジネスをやっていくスキームは、どう見ても今までのビジネスの延長上にはない。ものすごい断絶がある。そうすると、いきなりM&Aをかけても絶対にうまくいきっこない。そうではなく、こういうものに関して志のある人がコンピュータのことを覚えながら一緒にやっていく。そのほうが、時間がかかるかもしれないけれども、本当に動き出したときにはよっぽど早いという割り切りで、旅行業経験者で試みたいという人に入ってもらい、やっていくということで始めています。
 ウェブサイトで乗換案内から切符を売っていく場合には、どう見ても国内の出張などでよく用いるサイトですので、大阪から東京まで1泊2日で行って3万円というパッケージを売っていこうということから始まっています。それとあわせながら、我々も小説や漫画の世界に非常に興味があり、これは乗換案内を見ている方はご存じだと思いますが、「読書の時間」というコーナーをつくっています。私は私のこだわりがあって、自分にこだわりのあるコンテンツを今どんどんふやしていますが、読書のコンテンツを相当ふやしてきています。
 それから、「コンパスTV」という携帯電話向けのニュースサイトを立ち上げました。これはジョルダンの子会社コンパスティービーという会社ですが、そこでニュースも少し流し始めています。
 また、「ジョルダンライブ!」という勝手サイトをつくり上げたのですが、これは投稿型でみんなが事故情報を入れてくれる。サイト荒らしみたいな人もいて、いろいろなフィルタリングやどういう動きをするのかを見ながらやっていますが、徐々にアクセスがふえてきています。単純に電車がとまったということをみんなが入れてくれるという話ですから、じつは一番早い。複数の人が入れてくるので、携帯でまずライブを見て、確認をしてから電車の状況を見る。これはもう少し大きく広げていって、いろいろなタウンガイドから何から即時のライブが出るところまで持っていきたいと考えています。

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